教育年報1985年(S60)-133/279page
いずれかに該当し、市町村教育委員会が推薦する者
1) 市町村における社会教育指導員又は婦人教育指導員
2) 市町村教育委員会事務局及び公民館職員のうち、中
堅層として今後の活躍を期待される者
3)婦人学級・婦人団体・職場等のリーダーとして、現在
並びに今後の婦人教育活動の推進が期待され、地域から
も信頼のある者
4) 昭和47年度〜59年度において、すでに本研修を終了し
地域で実践活動を展開している者は、各教育事務所ごと
のブロック研修のみに参加のこと
(5)内容・時間
1)基本研修……20時間
ア 婦人教育指導者としての資質向上に関すること
イ 地域における婦人教育活動の課題に関すること
ウ 会議、広報紙、レクリエーション等の実技
2) 専門研修……20時間
ア 婦人学級生コース
イ 婦人団体会員コース
ウ 婦人教育関係職員コース
(6)研修方法
1)講 義
ア 就労婦人の現状と課題
イ 婦人教育リーダーとして
ウ 婦人のライフサイクルと生涯教育
エ 国連婦人の十年、最終年にあたって
オ 婦人の生き方と生活設計
カ 家庭教育について
キ 婦人教育の課題とホームワークの進め方
2) コース別学習
婦人の学習・活動年間計画の作成
3)研究協議
ア 地域における婦人教育活動の現状と課題
イ 婦人の社会参加の現状と課題
ウ 県内婦人のかかえている問題傾向
エ これからの婦人の学習活動のあり方
4) 演習及び実技研修
ア 読みやすい広報紙のつくり方
イ レクリエーションの理論と実際
5) 実践発表と情報交換
ア 婦人教育指導者研修修了生の活動例
イ 県内婦人の問題傾向
6) ホームワーク
ア 婦人の学習要求と婦人の生活課題調査
9 県婦人教育指導員の設置
(1)趣 旨
婦人教育の重要性にかんがみ、各教育事務所に婦人教育
指導員を置き、市町村における婦人教育指導員並びに婦人
団体の健全育成の指導助言にあたり、婦人教育の振興に資
する。
(2)昭和60年度婦人教育指導員名簿
管内 氏 名 住 所 県北 紺野信子 伊達郡川俣町大字鶴沢字下中島5-5 油井律子 伊達郡桑折町字桑島三4-1 田村キミ 二本松市榎戸1丁目313-6 県中 倉嶋てる子 郡山市富久山町登坂140-2 蓬田敏子 須賀川市南町176 大賀洋子 石川郡石川町大字双星字本宮54-1 白岩博子 田村郡常葉町大字常葉字内町48 県南 戸田アイ子 西白河郡大信村大字中新城字杉の前141 村越佐知子 東白川郡棚倉町関口字愛宕平139-3 会津 藤村レイ子 会津若松市宮町8一46 池田京子 喜多方市字町田8330 大堀千枝子 大沼郡会津高田町字高田甲2667 南会津 目黒永子 南会津郡只見町大字只見字原614 相双 木幡八重子 相馬郡小高町上町1-50 吉田琴路 双葉郡富岡町上郡山字清水45 いわき 高橋昌江 いわき市平中平窪字細田15 酒井秀子 いわき市常磐下船尾町歌川17
10 婦人教育関係事業
(1)第37回福島県婦人大会(福島県婦人団体連合会主催)
1)趣 旨
心豊かな地域づくりを進める上での婦人会の果たす役
割について確認し合い、21世紀に向けて質・量ともに充
実した活動のあり方を考察し、婦人の主体性の確立と組
織の充実に努める。
2) 期 日 昭和60年10月19日出
3) 会 場 二本松市民会館
4) 参加者 婦人会員1,350人
5)内 容
ア 主 題
ふれ合いの輪を広めよう
健康で心豊かな地域づくりのために
イ 実践発表
(ア)就労婦人と婦人会活動(会津)
(イ)会員増強方策一新しい婦人会の誕生(県中)
(ウ)我が町の特産品こんにゃく利用の拡大をめざして
(県南)
ウ 講 演
(ア)演 題 女たちのゆくえ
(イ)講 師 東洋大学教授 神田道子
(2)昭和60年度婦人研修のつどい(県婦人会館事業)
1)趣 旨
人生50年から80年への移行や、高度情報化等の社会の
進行は、個人・集団を問わずいろいろの変化を生じさせ
つつある。このときにあたり「心豊かな地域づくりと団
体活動」を主テーマとして学習をすすめ、今日的社会の
諸問題を協議し地域の推進力としての資質を養成する。
2) 期 日 昭和60年8月27日(火)〜28日(水)1泊2日