教育年報1985年(S60)-155/279page
各消防署等の協力を得て、県内各市町村で防火訓練、防
火診断、査察等を実施した。
実施市町村数 69市町村
県教育委員会においても、チラシを作成配布し、文化
財の防災に対する啓蒙を行った。
4) 第35回福島県民俗芸能大会
県内に継承されている民俗芸能を公開し、民俗芸能に
対する認識を深めるとともに、記録保存を図った。
期 日 昭和60年10月20日(日)
会 場 楢葉町コミュニティセンター
主 催 県教育委員会、楢葉町、楢葉町教育委員会、
福島民友新聞社
出演芸能 上小塙の笠踊(楢葉町)、大国魂神社の大和舞
(いわき市)、絹谷の獅子舞(いわき市)、
柳津の太神楽(柳津町)、小野大倉獅子舞
(小野町)、沢上の田植踊(浪江町)、
大谷のじゃんがら念仏踊(楢葉町)
オ観覧者 約800名
5) 第6回福島県民謡まつり
ア期 日 昭和60年9月8日(日)
イ会 場 須賀川市文化センター
ウ主 催 福島県、福島県教育委員会、須賀川市、
須賀川市教育委員会、福島県芸術文化
団体連合会、福島県民謡連盟
工 公開曲目 長沼甚句(長沼町)、石切り唄(北会津村)、
麦打ち唄(福島市)、地固め唄
(いわき市)、上搗き唄(須賀川市)、
ごんたん踊(矢吹町)、線路搗き固め音頭
(福島県、宮城県)、大津絵(福島市)、
松坂(鮫川村)、いわきちゃんころりん
(いわき市)、湯町甚句(福島市)、
須賀川甚句(須賀川市)
オ観覧者 約500名
6 銃砲刀剣類の登録状況
美術品もしくは、骨とう品として価値のある古式銃砲や刀
剣類の登録を行うため、次のとおり審査会を実施した。
1)登録審査委員
平原松夫、宇井正三、柳沼盛
2) 登録審査会
期 日 会 場 鑑定数 不適
格数登録数 左の内訳 審査委員 刀剣 銃砲 5月24日 郡山合同庁舎 41 1 40 36 4 平原松夫
柳沼盛6月18日 県立若松女子高校 65 4 61 60 1 平原松夫
宇井正三9月24日 郡山合同庁舎 38 3 35 33 2 宇井正三
柳沼盛10月18日 いわき合同庁舎 53 4 49 48 1 平原松夫
柳沼盛11月25日 郡山合同庁舎 60 7 53 49 4 宇井正三
柳沼盛1月24日 自治会館 50 6 44 44 0 平原松夫
宇井正三
第4節 文化施設の整備
期 日 会場 鑑定数 不摘
格数登録数 左の内訳 審査委員 刀剣 銃砲 2月24日 郡山合同庁舎 57 9 48 47 1 平原松夫
宇井正三計 364 34 330 317 13
1 県立博物館の整備
(1)文化施設整備室
室長1、主幹1、主任主査1、専門文化主査2、主査1、
文化主事1、主任学芸員1、副主任学芸員2、学芸員9
(2)県立博物館収集展示委員会
福島県立博物館に収蔵する博物館資料の収集並びに資料
購入計画、展示工事に伴うテーマ解説文、キャプション記
載のデータ、年表、図版等の支給原稿等について審議する
ため、収集展示委員会3回の会議をもち、その承認決定を
みた。
ア 県立博物館収集展示委員会
氏 名 役 職 名 備 考 岡田茂弘 国立歴史民俗博物館教授 委員長 岩崎敏夫 東北学院大学文学部講師 副委員長 上原昭一 東北大学文学部教授 梅宮茂 福島県考古学会長 大石直正 東北学院大学文学部教授 国友俊太郎 慶応義塾大学講師 展示委員 小林清治 福島大学教育学部教授 〃 鈴木敬治 〃 〃 平川南 国立歴史民俗博物館助教授 〃 誉田宏 福島県文化センター歴史資料課長 〃 目黒吉明 〃 遺跡調査課長 〃 鷲塚泰光 文化庁美術工芸課文化財調査官 〃
イ 県立博物館収集展示委員会の審議経過
(ア)第1回収集展示委員会(60.7.22〜23杉妻会館)
ア) 解説作成上の方針について
イ) 展示工事推進上の留意点について
ウ) 博物館展示資料購入候補について
(イ)第2回収集展示委員会(60.10.28〜29 自治会館)
ア) テーマ等の解説文について
イ) 美術品等資料購入の方針について
ウ) 購入候補資料について
(ウ)第3回収集展示委員会(61.2.19〜20
ホテル辰巳屋)
ア)テーマ等の解説文について
イ)大テーマ年表の表示について
ウ)購入候補資料について
エ)模型・グラフィック資料の製作について