教育年報1985年(S60)-156/279page

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(3)県立博物館資料調査委員会議

  ア 第1回資料調査員会議(60.5.24 自治会館)

   (ア)昭和60年度所在調査の進め方について

   (イ) 県立博物館企画展「福島の顔」構想について

  イ 第2回資料調査員会議(61.2.21杉妻会館)

   (ア) 情報並びに調査を必要とする資料について

   (イ) 常設展示借用資料について

(4)県立博物館収集調査・解説調査・コレクション調査

  ア 収集調査・常設展示解説資料調査の年間調査状況
月次 調  査  市  町  村
4月 原町市、三島町、山都町、会津坂下町、郡山市、湯川村、会津若松市
5月 郡山市、梁川町、国見町、福島市、仙台市、三島町、喜多方市、南郷村、舘岩村、桑折町、
楢葉町、広野町、古殿町、霊山町、船引町、須賀川市
6月 梁川町、郡山市、会津若松市、原町市、双葉町、盛岡市、十和田市、七戸町、青森市、
いわき市、福島市、川俣町、常葉町、平田村、川内村、喜多方市、会津高田町、国見町
7月 広野町、楢葉町、会津坂下町、本宮町、いわき市、郡山市、大玉村、安達町、東和町、
原町市、新地町、相馬市、浪江町、小高町、会津若松市、福島市、田島町、仙台市、
南郷村、白河市、二本松市、国見町
8月 田島町、伊南村、国見町、福島市、古殿町、郡山市、岩代町、東和町、梁川町、相馬市、
原町市、山都町、二本松市、浪江町、須賀川市、浅川町、金山町、只見町、常葉町、都路村、
昭和村、三島町、猪苗代町、喜多方市、熱塩加納村
9月 山都町、西会津町、仙台市、郡山市、三春町、福島市、常葉町、会津若松市、白石市、
須賀川市、猪苗代町、湯川村、いわき市、矢吹町、只見町、昭和村
10月 浪江町、白河市、安達町、湯川村、梁川町、塩川町、熱塩加納村、表郷村、二本松市、
矢祭町、舘岩村、福島市、葛尾村、いわき市、会津若松市、会津坂下町
11月 古殿町、福島市、常葉町、三島町、梁川町、南郷村、船引町、いわき市、金山町、
会津若松市、舘岩村、只見町、三春町、須賀川市、東京都
12月 佐倉市、仙台市、小高町、相馬市、東京都、横浜市、山形市
1月 岩代町、会津高田町、いわき市、三島町、会津若松市、茨城県桜村、福島市、安達町
2月 桑折町、伊達町、会津若松市、東京都、仙台市、いわき市、塙町、国見町
3月 会津若松市、東京都、須賀川市、いわき市、奈良県大宇陀町、天理市、大阪市、桑名市、
郡山市、福島市、矢祭町、原町市、猪苗代町

  イ コレクション調査

   (ア) 4月〜3月 竹島コレクション調査・整理

   (イ) 4月〜3月 三貫地貝塚遺跡出土品の調査・整理

   (ウ) 6月、9月、10月

             五十嵐コレクション調査・整理

(5)県立博物館展示資料学術調査

ア 福島県双葉地域における多賀層群より産する微化石

 調査

 (ア)地 層 名 多賀層群(新生代新第三紀鮮新世)

 (イ)調査地域 双葉町からいわき市久之浜町にかけ

         ての海岸地域

 (ウ)調査期間 第1次昭和60年5月20日〜23日

        第2次  同 7月6日〜9日

        第3次  同 8月5日〜8日

 (エ)調査主体 福島県教育委員会

 (オ)調査員  岡田尚武、尾田太良、長谷川四郎、

        丸山俊明、根本直樹、竹谷陽二郎、

        相田優

 (力)調査協力 双葉町教育委員会、大熊町教育委員会、

        富岡町教育委員会、楢葉町教育委員会、

        広野町教育委員会、いわき市教育委員会、

        東京電力広野火力発電所

 (キ)調査概要 双葉地方に分布する多賀層群とよば

        れる地層中に含まれる種々の微化石

         (プランクトンなどの化石)を検出

        し、堆積年代、古環境などの解明を

        試みた。その結果、この地層は今か

        ら250万〜400万年前の沖合の比較的

        深い海に堆積したものであり、その

        海は現在の常磐沖のような黒潮と親

        潮の会合部であったということが明

        らかとなった。

イ 土器出現期遺跡発掘調査        

 (ア) 遺跡名富作遺跡

 (イ) 所在地田村郡常葉町大字常葉字富作162

 (ウ) 調査期間昭和60年9月9日〜10月1日

 (エ) 調査主体福島県教育委員会

 (オ) 発掘担当者 鈴木 啓

 (カ) 調 査 員 辻秀人、藤原妃敏、今津節生、森幸彦、

        田中敏、山内幹夫、馬場保之

 (キ) 調査指導 鈴鹿良一、芳賀英一

 (ク) 調査協力 常葉町教育委員会、常葉町建設課、

        福島県文化センター

 (ケ) 調査概要今回の調査では、縄文時代早期中葉

        の竪穴住居跡2軒、早期から前期に

        かけての土拡11基を検出した。当該

        期の住居構造、生活のあり方、土器

        の変遷などを解明していく上で重要

        な情報を得ることができた。

ウ 安積開拓と安積疏水総合調査

 (ア) 調査地域 郡山市、猪苗代町、須賀川市、

        船引町、長沼町、岩代町、十和田市、

        盛岡市、七戸町、青森市、西那須野町、

        山形市

 (イ) 調査日程 4月25日、5月30日、6月11日、

         6月18〜20日、7月10日、7月30日、

         8月6日、8月20日、8月23日、

         9月12日、10月2〜3日、10月8日、



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