教育年報1986年(S61)-165/213page
講座名 期間 参加人数 主な研修内容 障害幼児教育研修講座 7月1日
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7月3日盲・聾学校 5名
養護学校 3名
幼稚園11名講演「心身障害児の早期発見・早期教育」 国立特殊教育総合研究所室長 菅原廣一 講義「心身障害児の親の心理とその指導」 研究協議「健常児との交流のあり方」 軽度心身障害教育研修講
座
(言語障害)7月7日
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7月9日小学校 9名
中学校 1名講演「言語障害児の行動観察の視点と実態把握」 国立特殊教育総合研究所室長 長澤泰子 講議「ことばの指導一構音の改善―」 講義「言語発達遅滞児の言語指導」 軽度心身障害教育研修講座(聴覚障害) 7月15日
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7月17日小学校 6名
中学校 2名講演「聴能訓練一補聴器の適合と聴能の評価一」 国立特殊教育総合研究所室長 大沼直紀 講義「聴覚生理一耳の病気とその治療の現況一」 演習「聴力検査の実際」 養護・訓練研修講座
(精神薄弱)7月29日
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7月31日養護学校16名
小学校 3名
中学校 2名講演「精神薄弱教育における言語指導」 横浜国大教育学部附属養護学校教諭 柴崎良子 講義「指導の手がかりをつかむ実態把握の視点と方法」 講義「日常生活動作指導の考え方と方法」 心理検査実技研修講座
(1)8月11日
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8月13日養護学校 6名
小学校 9名
中学校 6名講義「心身障害児の心理検査法 議義「ビネー式知能検査の特徴とその利用法」 演習「田研・田中ビネー知能検査の実施法、採点法、診断法」 研究協議「ビネー式知能検査及び発達検査利用上の問題点」 訪問教育研修講座 8月18日
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8月20日養護学校18名 講演「重度・重複障害児の学習状況の設定とその利用法」 国立特殊教育総合研究所研究員 中澤恵江 講義「重症心身障害児の医療と健康管理」 実技「教材・教具の作成」 病弱教育研修講座 9月2日
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9月4日養護学校 6名
小学校 9名
中学校 2名講演「病弱児の病態・保健」 福島県郡山療育園小児科医 石山進 講義「病弱児の養護・訓練」 演習「病弱児理解のための心理検査法」 養護・訓練研修講座(視覚障害) 9月9日
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9月11日盲学校 3名
養護学校 1名
小学校 3名講演「視覚障害児の環境認知」 宮城教育大学助教授 山縣浩 講義「視覚障害児の養護・訓練」 演習「点字と文字指導」 心理検査実技研修講座
(2)9月30日
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10月2日盲・聾学校 2名 講義「ウェクスラー式知能検査の特徴とその利用法」 養護学校 8名 演習「S-M社会生活能力検査の実施法、採点法、診断法」 小学校 9名 演習「WISC-R知能検査法の実施法、採点法、診新法」 中学校 6名 実技「WISC-R知能検査法の実施法、採点法、診断法」 重度・重複障害教育研修
講座10月14日
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10月16日盲・聾学校 2名
養護学校21名集中講義「重度・重複障害児に対する教育的対処のあり方」 国立特殊教育総合研究所研究員 土谷良巳 グループ討義「指導の手がかりをつかむ行動観察の方法」 実技「教材・教具の創作」 軽度心身障害教育研修講
座
(精神薄弱)11月4日
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11月6日小学校11名
中学校 6名講演「精神薄弱特殊学級の経営について」 福島市立福島養護学校長 中丸良彦 講義「発達と障害一脳障害を中心に一」 実技「教材・教具の作成一紙工を中心に一」 寄宿舎職員研修講座 11月10日
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11月12日盲・聾学校 6名
養護学校 9名講演「寄宿舎における生活指導」 国立久里浜養護学校寮務主任 吉川明守 講義「本県養護教育の現状と課題」 グループ討議「子どもの見かた」 軽度心身障害教育研修講
座
(情緒障害)11月25日
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11月27日小学校 9名
中学校 1名講演「自閉児の問題行動とその指導」 国立特殊教育総合研究所室長 馬岡清人 講義「自閉児の生活指導」 演習「適応行動尺度の利用法」 第4節 教育調査研究事業
1 共同研究(2年継続研究)
(1) 研究テーマ
心身障害児の適正就学に関する研究
一実態調査と教育相談を通して一
(2) 研究の主旨
心身障害児の教育の成否は、心身に障害のある子供の創
造的活動の促進を助ける適切な教育の場を用意することを
前提とし、児童生徒一人一人の障害の種類や程度に適合し
た学校、学級への教育措置実現のいかんにかかっている。
したがって、これらの学校、学級への就学は、障害の種類
や程度に応じ、適切に進あられることが大切である。
そこで、実態調査と教育相談を通して、本県心身障害児