教育年報1986年(S61)-172/213page

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〔表4〕 館外個人貸出利用者数
区分 人員 構成比
勤め人 9,139 36.5%
自家営業 1,329 5.3
主婦 2,872 11.5
無職 9,159 36.7
学生・生徒 2,509 10.0
小計 25,008 100.0
児童 28,526  
合計 53,534  

〔表5〕 館外個人貸出利用図書冊数

分類別 冊数 構成比
総記 1,993 4.0%
哲学宗教 2,615 5.3
歴史地理 4,689 9.3
社会科学 8,720 17.4
自然科学 4,714 9.4
工学工業 4,027 8.0
産業 2,240 4.5
芸術 6,394 12.7
語学 716 1.4
文学 10,517 21.0
郷土 2,420 4.8
雑誌 1,112 2.2
小計 50,157 100.0
児童 88,947  
合計 139,104  

〔表6〕 入館者数・登録者数

           ( )内は児童数

開館日数 入館者数 登録者数

280

230,400

7,130(6,788)

4 郷 土 資 料

 県内外の図書館、資料館、郷土史家等からの電話や文書に

よる調査依頼が多いが、「県行政資料コーナー」が新設された

ことにより、県・市町村発行の行政資料の利用もふえてきて

いる。対面朗読室、視聴覚資料室も件数は少ないながら着実

に利用されている。

 5 逐次刊行物

 調査相談の件数は、横ばいの傾向だが、内容は高度化した。

新聞記事に関する調査研究を筆頭に、雑誌論文の調査、特許

関係の質問等幅広く寄せられ、当館では対応しきれない

ものは、国立国会図書館等関係機関との相互協力により処理

した。

 自館資料を充実させることはもちろん、図書館のネットワ

ークの整備に努めなければならないと思われる。

 6 児 童 奉 仕

(1) 児 童 室

  子どもが豊かな感性を養えるよう、様々なジャンルの図

 書を収集し、閲覧、貸出を行った。

  利用状況では、利用者層が子供から大人まで幅広い年齢

 層に広がり、その利用地域も広範囲にわたった。また、休

 日等の家族連れの利用が多くなった。

  本年度は、窓口業務が電算化され、図書の貸出業務の円滑

 化はもちろん、書名・著者名等の検索、リクエストサービ

 ス等利用者の多様な要求に応えられるようになった。

  また、これによって詳細な統計がとれるようになり、図

 書の利用分析、利用者動向の把握等ができるようになった。

(2) 児童図書研究室

  調査相談コーナーとして、各図書館、読書施設、児童図書

 の研究者等、カウンターに訪れる利用者をはじめ、文書及

 び電話等による調査依頼など、相談件数も徐々に増えつつ

 ある。

  本年度は、調査依頼に対する業務サービスの向上を図る

 ため、成人向け資料と研究素材としての児童向け図書も電

 算化を行った。

 7 複写サービス

 申込件数は新聞が最も多く、次いで郷土資料、雑誌論文等

の順である。新聞の複写については、マイクロフイルム化済み

の地元紙は、マイクロリーダープリンターで、原紙を使用の

場合は、複写機で行っているが、原紙の破損が甚しく、マイ

クロフィルム化を急いでいる。

〔表7〕 複写利用状況

利用件数 7,283
利用枚数 82,042

 8 展     示

 エントランス・ホールの展示コーナーで、本年度は次の展

示を行った。

(1) 福島県名家遺墨展(昭和61年4月11日〜6月1日)

  当館が所蔵する安積艮斉、河野広中、新井石禅、

 山内香雪等の書(掛軸)を展示。

(2) 近代教科書の移りかわり展(昭和61年6月3日〜7月6

 日)


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