教育年報1989年(H1)-194/237page

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〔表6〕 入館者数・登録者数
開館日数 入館者数 登録者数(児童)
278日 208,549人 6,729(5,845)人

 4 特別貸出し

 県内の図書館、美術館、博物館、資(史)料館などの施設

が主催する展示会、学校、会社、官公庁などが行う公的な調

査、研究用に特別貸出しを行った。

 本年度の利用状況は次のとおりである。

 〔表7〕 特別貸出状況

貸出先 件 数 冊 教
官公庁関係 15 95
図書館その他 10 40
会社・事業所 12 55
報道・関係 14 34
学  校 7 15
一般利用者 56 125
114 364

 5 郷 土 資 料

 直接来館して調査・研究する利用者数は横這いといったと

ころだが、文書・電話による県内外からの調査依頼、資料照

会等は増えている。

 また、資料の複写依頼の件数も増加の傾向にある。

 6 逐次刊行物

 調査依頼の件数も増加し、内容も高度化した。雑誌論文、

新聞記事の調査等、数多く寄せられ、当館で対応しきれない

ものについては、類縁機関との相互協力により対処した。

 7 児 童 奉 仕

(1) 児  童  室

  子どもと読書を結びつけ、子どもたちが豊かな感性を養

 えるような新刊図書の収集を行った。

  また、子どもたちの読書への動機付けとして、パネルシ

 アターの制作とお話し会を行った。

(2) 児童図書研究室

  子どもの本に関心を持つ人達と、子どもの本に係わる読

 書施設を対象に、児童室の運営、児童奉仕の実務研究、子

 どもの読書に関する調査相談を行ったら

  また、本館来館者に対して、絵本の絵についてのアンケ

 ート調査を行った。

  本年度は、主に次の資料の整備に努め、利用に供した。

  ・ 児童図書及び研究書に関する目録類

  ・ 子どもの本に関するもの

  ・ 児童文学及び文学者に関するもの

  ・ 紙芝居、漫画、文学教育に関するもの

  ・ 読書指導に関するもの

  ・ 児童図書等の評論に関する雑誌

  ・ 研究素材としての児童図書

8 複写サービス

申込み件数、枚数共に前年度を上回った。内容は新聞が最

も多く、次いで各種辞典、郷土資料、雑誌論文であった。

非所蔵資料については、国立国会図書館等関係機関へ依頼

して、利用者に当該資料を提供した。

 〔表8〕 複写利用状況

区分 自館処理 他機関依頼
件数 8,570 43 8,613
枚数 97,529 882 98,411

  9 展     示

  エントランス・ホールの展示コーナーで、その時節に合っ

たテーマで次の展示を行った。

(1) 地元紙にみる改元の記録 (平成元年4月11日〜4月30

  日)

  明治から平成までの改元と天皇崩御の記録を、地元紙(

 福島民報・福島民友)を中心に展示。

(2) 中国の絵本展 (平成元年5月2日〜6月11日)

   「子どもの読書週間」 (5月1日〜14日)に合わせ、中

 国の子どもたちに親しまれている絵本、約90点を展示。

(3) 尾瀬への招待一燧ケ岳開山100年一 (平成元年6月

 13日〜7月23日)

  燧ケ岳開山100年にちなんで、尾瀬の写真パネルととも

 に、所蔵する尾瀬関係の資料50点を展示。

(4) 福島の野烏 (平成元年10月31日〜12月3日)

  日本野鳥の会福島支部の協力を得て、冬の野鳥の写真パ

 ネル16枚と、資料40点を展示。

(5) 冬のお話し展(平成元年12月5日〜平成2年2月4日)

   「つるのおんがえし」の創作人形と、関係児童絵本30点

 を展示。

(6) 馬―写真・資料展一 (平成2年2月6日〜3月31日)

  今年の干支「午」にちなんで、福島競馬場の協力を得て、

 馬の写真パネル20点、、関係図書50点、児童の描いた馬の絵

 20点を展示。

第4節 館外奉仕

 1 移動図書館の巡回

 移動図書館「あづま号」は、図書館活動の促進を図ること

を目的として、図書館未設置町村への図書の援助や図書館及

び公民館図書室の運営相談を中心に昭和29年より巡回を行っ

ている。                       

 本年度の利用状況は次のとおりである。


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