教育年報1992年(H4)-185/225page
〔表3〕 記録された参考質問の分析
(単位:件)
区分 郷土資料 一般 逐次刊行物 小計 児童 計 人文 社会 自然 口頭 1,721 994 1,375 1,142 763 5,995 409 6,404 電話 1,147 553 507 229 383 2,819 100 2,919 文書 136 6 21 1 21 185 2 187 計 3,004 1,553 1,903 1,372 1,167 8,999 511 9,510 4,828 1,167 8,999 511 9,510 2 館 内 閲 覧
資料種別・形態別・主題別に体系化された約14万冊の公開
資料をはじめとする全蔵書を館内で自由に閲覧・利用に供し、
利用者の資料要求に可能な限り応えるため、誠意ある案内・
窓口業務を中心に、検索・読書援助、配架資料の整理整頓等
に努めた。
3 館外個人貸出し
誰でもが、何時でも、何処ででも図書館資料を活用するこ
とができるよう、1人4冊以内、15日間の館外貸出しを行っ
ているが、本年度は特に禁帯出資料を大幅に減らした他、貸
出券の予約発行や申請手続に運用面での配慮を行う等、利用
し易い条件づくりに努めた。
その結果、登録者、利用冊数のいずれも前年度比で各々約
5.1%、1.8%の増加を見た。
〔表4〕 館外個人貸出利用者数
区分 人数 構成比(%) 区分 人数 構成比(%) 勤め人 10,348 42.5 学生・生徒 7,246 29.8 自家営業 966 4.0 小計 24,338 100.0 主婦 2,786 11.4 児童 23,736 ― 無職 2,992 12.3 合計 48,074 ― 〔表5〕 館外個人貸出利用図書冊数
分類 冊数 構成比(%) 分類 冊数 構成比(%) 総記 1,349 2.2 語学 1,057 1.7 哲学宗教 3,081 5.0 文学 13,761 22.5 歴史地理 6,019 9.9 郷土資料 3,033 5.0 社会科学 10,793 17.7 雑誌 1,583 2.5 自然科学 5,772 9.5 小計 61,131 100.0 工学工業 4,903 8.0 児童 77,849 ― 産業 2,919 4.8 合計 138,980 ― 芸術 6,861 11.2 〔表6〕 入館者数・登録者数
開館日数 入館者数 登録者数(児童) 278 294,825 14,949(6,615) 4 特別貸出し
現行「館外個人貸出し」制度のみでは対応できない、利用
者、団体・機関等に対しては、資料の種別、冊数、貸出期限
等の面で特別貸出制度を適用し、きめ細かなサービスを心が
けた。
前年度比では、件数において12.1%増、冊数では47.3%
増であった。
〔表7〕 特別貸出状況
貸出先 件数 冊数 官公庁関係 58 503 図書館その他 16 305 会社・事業所 9 45 報道関係 17 62 学校 36 92 一般利用者 49 127 計 185 1,134 5 郷 土 資 料
直接来館する利用者の他に、文書や電話等による県内外か
らの調査依頼が増加している。調査依頼事項も多分野にわた
り、内容も高度化している。
また、文献資料の複写依頼件数も引き続き増加の傾向にあ
る。
6 逐次刊行物
調査依頼の件数も増加し、内容も高度化した。雑誌論文、
新聞記事の調査等、数多く寄せられ、当館で対応しきれない
ものについては、類縁機関との相互協力により対処した。
7 児 童 奉 仕
子どもの豊かな読書生活を願い、利用者拡大を目標として
様々な活動を行った。
児童書及び児童図書研究資料の貸出返却業務、・調査相談へ
の対応だけでなく、絵本のおすすめコーナー・ジュニアコー
ナー・季節に合わせた特集コーナーを設け、定期的に作品を
紹介し、読書のきっかけを作った。
また、季節毎のお話し会を定着させ、手作りの影絵・パネ
ルシアターの上演等を行い、子どもが楽しく本と出会う機会
を作った。
図書館見学に訪れた幼稚園生・小学生には、施設見学だけ
でなく、読書の動機付けとして紙芝居・読みきかせ等を行っ
た。