教育年報1997年(H9)-127/258page
する展示・研究並びに自然環境保全等に関する教育・普
及を実施するとともに、福島県海洋文化・学習施設(仮
称)の管理運営及びその利活用による地域活性化を推進
するため、新たに財団法人を設立する。
2) 財団法人の名称
財団法人ふくしま海洋学習館とする。
3) 設立時期・場所
平成10年4月1日に、いわき市小名浜字辰巳町43番地の1
に設立する。
4) 基本財産等
ア 基本財産の出捐母体及び額
県の社会教育施設を管理する組織として、県100%
出捐(額は1億5千万円)の法人とする。
イ 海洋文化・学習事業振興基金(仮称)の設置
財団法人が行う自主事業(自然環境保全等に関する
教育普及事業、ボランティア育成事業の実施等)を補
完することを目的に設置する。
なお、地域に根ざした施設づくりを目指す観点から
広く住民・各種団体等からの寄付を募る。
このため、県が5千万円を基金創設出資相当額とし
て補助する。
5) 組織(設立時)
ア 役員 理事 9名 監事 2名
イ 評議員 11名
・設立時に役員及び評議員となることとした者の名簿
(敬称略)
区 分 職 名(設立時) 氏 名 理事長 福島県知事 佐藤栄佐久 副理事長 福島県教育委員会教育長 杉原陸夫 理事 いわき市長 四家啓助 理事 いわき商工会議所会頭 馬目佳彦 理事 元日本魚類学会会長 上野輝彌 理事 いわき明星大学主任教授 川合英俊 理事 武蔵野美術大学教授 森豪男 理事 童話作家 浜祥子 常務理事 常務理事兼事務局長 油井利和 監事 福島県出納局長 小沢正剛 監事 (株)東邦銀行常務取締役 八巻完二 評議員 福島県教育庁教育次長 斎藤和也 評議員 福島県教育庁生涯学習課長 穂積国満 評議員 いわき市市長公室長 鈴木正和
区 分 職 名(設立時) 氏 名 評議員 いわき商工会議所副会頭 里見庫男 評議員 いわき市在住主婦 蛭田斗美代 評議員 FMいわきまちづくり倶楽部会長 安濃廣美 評議員 東海大学海洋研究所教授 西源二郎 評議員 (財)日本交通公社地域計画室長 梅川智也 評議員 いわき5JC理事長連絡協議会長 佐藤正男 評議員 経営者 呑田理美子 評議員 いわき市在住主婦 永田リセ 6) 事業内容
財団法人の設立目的を踏まえ、以下の事業を行なう。
ア 海洋生物(その他の水族を含む)の収集、飼育、展
示及び調査研究に関する事業
イ 海洋文化・科学に関する資料の収集、展示及び調査
研究事業
ウ 海洋に係る生物・文化・科学等に関する教育普及に
関する事業
エ 海洋生物の保護及び保全の研究に関する事業
オ 県が設置する福島県海洋文化・学習施設(仮称)の
維持管理に関する事業
カ 福島県海洋文化・学習施設(仮称)及び水族に関す
る広報宣伝等、利活用に関する事業
キ 物品の販売等に関する事業
ク その他財団法人の目的を達成するために必要な事業
7 運営準備委員会の開催
(1) 目的
本施設の開館後の管理・運営等について総合的な視点か
らの検討・審議を行い、もって円滑な施設運営に資する。
(2) 検討・審議を行う主な事項
1) 開館後の施設の管理について
2) 開館後の施設の運営について
3) 施設における学習支援活動について
4) 施設におけるボランティア活動について
5) その他、必要と認められる事項
(3) 委員
(敬称略)
上野輝彌 元日本魚類学会会長 安部義孝 元東京都葛西臨海水族園園長 谷口旭 東北大学教授・日本海洋学会副会長 西源二郎 東海大学海洋研究所教授 梅川智也 財団法人日本交通公社地域計画室長