レッドデータブックふくしまT 植物・昆虫類・鳥類 -400/451page

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準絶滅危惧 ホオジロ科

ホオアカ
Emberiza fucata fucata Pallas

【選定根拠】a 分布域の一部で個体数が減少
【形態】ホオジロより少し小さい。成鳥雄の頭は灰色で細い黒斑がある。頬は赤褐色。上面は薄茶色で下面は白く、胸にT字型の黒色帯と茶色の横帯がある。雌は全体として淡い。草原の灌木の枝先など比較的目立つところにとまって「チョッチチチロチッ」とさえずる。ホオジロに比べて抑揚に乏しく、後節にやや濁った声が入ることがある。地鳴きは「チッ」「チョッ」などの1〜3音で他のホオジロ類に似ている。
【分布】日本では、ほぼ全国の草原で繁殖するが、冬には関東地方以南で越冬するものが多い。
【県内の分布、生息状況】県内では浜通りの河口草原、中通り、会津地方の河川敷、休耕田から、雄国沼、尾瀬などの高地草原まで各地の草原に夏鳥として見られるが、個体数は少ない。
【生息に影響を与えている要因】河川開発草地開発
ホオアカ


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