イシガメ |
Mauremys japonica (Temminck et Schlegel) |
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【選定根拠】情報不足のため。
【形態】甲長は13〜18pで、背甲の後半部の縁に鋸歯状の切れ込みがある。側頭部に黄緑色の筋模様がない。
【分布】日本固有種で本州、四国、九州、壱岐、対馬などに分布する。
【県内の分布、生息状況】原町市の新田川本流で採集され、飼育されていた個体が確認されている(稲葉1999)。
【生息データ件数】1
【主要文献】
稲葉修(1999)阿武隈山地の福島県地域における両生類と爬虫類.福島生物, (42):25-34.
タカチホヘビ |
Achalinus spinalis Peters |
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【選定根拠】情報不足のため。
【形態】全長30〜60cm、頭部は細長く目が小さい。頸部にくびれがほとんどない。褐色で光沢のある鱗を持ち、頸部から尾部まで1本の黒い線が入る。幼蛇は黒っぽい。
【分布】本州・四国・九州と沿岸島に分布する。中国大陸の中部から東部にも分布すると言われているが、同種かどうかははっきりしていない。
【県内の分布、生息状況】夜行性のためか発見されることは希である。本県では過去に富岡町や広野町で確認された記録があるが、今回の調査では発見することができなかった。
【特記事項】詳細な生息状況の調査・把握が必要である。
【生息データ件数】2
【主要文献】
稲葉修(1999)阿武隈山地の福島県地域における両生類と爬虫類.福島生物, (42):25−34.
戸澤章(1991)3 広野の動物三爬虫類.pp. 915-922.「広野町史民族・自然編(広野町教育委員会編)」, 広野町.
日高敏隆監修(1996)日本動物大百科5両生類・爬虫類・軟骨魚類.平凡社,東京.pp. 6-116.