高等学校における生徒の能力・適正,進路志望等に対応した教育内容,指導方法等の研究開発について-048/82page
注1は,卒業に必要な単位修得後能力に応じて履修し得るもので,選択科目の中から,生徒の実態に応じて設定できるものである。
注2 このモデルは,1年・2年で履修する場合を示しているが,2年・3年で履修したり,1年・3年で履修したり,1年・2年・3年で履修したりできる。
もちろん,以上のモデルから,いくつかの変型モデルをつくることもできよう。
たとえば,1aの変型として,
などを考えることができる。それぞれの学校が生徒の実態にあわせて,もっともふさわしいモデルを選ぶようにすればよい。
要するに,それぞれの科目の授業時数の限界の中で,さまざまなヴァリエィションを作ってみることである。
選択の科目を多くつくるばかりでなく,時間にも思いきった幅をもたせて「弾力的に」というこ