理科野外観察の手引びき(小・中学校編)-020/82page

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3.環境条件を測定する。
1)日あたり
よく日のあたるところ,半日かげのところ,全くあたらないところなど。
照度計で測定してもよい。
2)湿度乾湿球温度計のとくに湿球に風があたるようにする。
3)温度計 気温 温度計・最高最低温度計,葉温,土壌温度 曲管温度計
4)土壌水分(%)=(湿重量一乾重量)÷(湿重量)X100
  すごく湿っている 手でにぎると水分がにじむ
簡易判定法 普通 手でにぎると形がくずれない
  乾燥している 手でにぎっても形ができない

6)道路・校庭などでは踏まれかた多く踏まれる,あまりふまれ左い,ふまれないなど。
7)田・畑では人手の入った度合い多い,普通,少ないなど。
4調査の結果と考察
この調査は,1974年5月下旬と7月下旬の2回にわたり,教育センターの敷地において行なった。
調査地に,1uの方形区を10コ,無作意にとり,その個々について種名,被度,赦度を記録した。その結果は,表一1に示したとおりです。
この敷地で,5月下旬には,被度が最も高いのはヨモギで,つぎにミミナグサシロツメクサが続いています。頻度ではシロツメクサが最も高く,つぎにヨモギが続いています。
7月下旬になると,被度ではシロツメクサとヨモギが高く,つぎにヒメジヨオンが続いています。頻度では,ヨモギとヒメジヨオンが最も高く,つぎにシロツメ

図一23被度のあらわしかた
図一23被度のあらわしかた

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