OHPの活用とTP制作の手びき-038/152page

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・拡大投影されるので鮮明なネガフイルムが要求される。
・原稿等の撮影には接写装置を用いると便利である。
・フイルムは一般写真用のフイルム(ASA50〜200)や,コピー用のコピーフイルム(ASA32)を用いる。
・現像には現像タンクを使用する。
・現像・定着用の薬品はフイルム現像用のものを用いる。(コピーフイルムにはコピナールなどの現像液もある。)
・現像時間は4〜6分,定着時間は5〜10分が適当である。

 イ TPフイルムの作成

TPフイルムの作成  
・引伸し機を用いる。露光時間はためし焼きで確認する。
・リスフイルム
(フジ) (サクラ)
フジグラフプロジェクションフイルム さくらリスフイルム
普通写真に適している。 文字や線画に適している。
大きさ 大きさ
25.1×20.1cm 25.4×30.5cm
  16.5×21.6p
青白い色をした方が表,セピア色で色の濃い方裏
・安全光―引伸し用電球
・現像液 印画紙用現像液(コレクトール,コニトールなど)を用いる。またフイルムに指定薬品が記入されているときは,それを用いたほうが結果が良い。
・現像停止液 現像むらを防ぐとともに定着液の寿命を伸ばすのでぜひ使用したい。
氷酢酸を水でうすめて使う。(水1,000ccに氷酢酸15ccぐらい入れる。)
・定着液 フジフィックスやコニフィックスを用いる。急ぐときはスーパーフジフィックスなどを用いると1〜3分ですむ。
・流水でじゅうぶん水洗いする。水洗いが不足し薬品が付着していると変色の原因になる。
・急ぐときは水洗促進済(フジQWなど)を用いると便利である。
定着→予備水洗(約1分)→QW液(約1

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