OHPの活用とTP制作の手びき-089/152page
TP 活用のし方・留意点
TP1 TP2 TP3
活用のし方・留意点 ○カッターの種類 ・カッターには,使用の目的によっていろいろな種類があることを理解させる。 ・TP1(写真法)により分類を示す。 (1)S型……薄紙,中厚紙,厚紙 (2)A型……厚紙,プラスチック (3)L型……厚紙,プラスチック,べニヤ ○カッターの使い方 ・TP2を示し,基本的な取り扱い方について理解を深める。 (1)刃の出し方 あまり長く出さず,1-2目もり。 (2)切るときの角度 厚紙の場合は,いくらか刃を立てる。 薄紙の場合は,刃を寝せる。 ○TP3により,定規を使う場合の要領を示す。 ・幅の広い定規を使い,しっかりと固定して切る。 ○配布した画用紙および厚紙を切る。 ・直線を切る……定規をあてL型カッターで切る。 ・曲線を切る……S型またはA型カッターで切る。 (直線に切る場合は,刃の幅の広いもの,曲線に切る場合は,刃の幅の狭いもので切ると扱いやすいことに気づかせる。) ・厚紙を切る(ボール紙など。) はじめ軽くひき,2・3回ひき重ねて切る。 ・厚紙の空き箱をくり抜く。 刃をななめにおすようにして切る。 (2)表現の基本的技法になれさせる指導での活用
1)紙はんがをつくる。(小学校低学年)
題材 運動のポーズ ねらい 版画学習は,下絵,版下,刷りの三要素のバランスから成り立つ。この制作手順に従って視覚的に学び取らせることによって理解を深めさせたい。 体育の時間の中で自分の好きな運動のポーズを選ばせ,からだの特徴を考えながら「切りとり紙版」を作らせ,紙版制作の楽しさを味わわせると同時に版画表現の初歩