-野外観察の手びき-浜通りの地層と川原-001/170page

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1.福島県土の地質ガイド

福島県は東北地方の南玄関として,関東圏との接点にあり,東西に約200q,南北に約100qの広がりをもつ,全国でも3番目に広い県土です。
この広い県土には,日本列島の誕生から現在に至るまでの各地質時代の地層や,地殻変動の歴史のほとんどを秘めた地層や地形が見られます。
太平洋側には,茨城県から北に連なる花筒岩類からなる阿武隈山地があり,この山地の東縁部に,古生層や中生層が細く南北に帯状に分布しております。また,浜通りは久之浜から岩沼に達する大きな断層を境に段丘性の海岸平野が発達しています。


新生代第三紀の地層
(中でも約3000万年ぐらい前にたい積したものが多い)
第三紀以前の古い地層
(7000万年以上古い地層)

新生代第三紀の地層


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