-野外観察の手びき-浜通りの地層と川原-029/170page

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中村第一小学校

1.地層の観察
(1) 観察する場所
 中村神社内 交通公園の崖
(2) 崖や地層が見通せるよう離れて観察する。
 1) 地層の出ている崖全体をスケッチする。
 2) 地層内に見られる横しまの模様や,うすくはさまっている地層,地層の色などを書き入れる。
 3) 崖に沿って例えば茶褐色のうすい地層を追いかけ,地層の広がりを調べる。
(3) 地層に近づいて観察する。
 崖に見られる地層は塊状の粘土層
 (A)にうすい砂層(B)が数枚はさまったように観察されます。
 (A)は淡黄色で注意して見ると水平方向の横しまのような模様はうすくはさまっている砂層によって生ずる層理です。
 (B)は赤帽色をした厚き30cmの砂層です。砂はすきまがあるので水分を含みます。そのため砂に含まれている鉄分が酸化して赤褐色を帯びるようになります。
中村神社内 交通公園の崖
中村神社内 交通公園の崖_地層図
2.川原のようすと流水のはたらき
(1) 調べる場所
 宇多川中流の緑色の橋近くの川原
(2) 土手の上から川原の様子や水の流れを観察する。
宇多川中流の緑色の橋近くの川原

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