-野外観察の手びき-浜通りの地層と川原-042/170page

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 (B)層は指でさわって気付くでしょう。(A)層より少し粘りがある感触を受けます。それは火山灰が混っているからです。これを正しくは,凝灰岩質砂層といいます。
 (C)層と(B)層の地層の境は凸凹になっています。これは(B)の地層がけずられ,その上に(C)のレキがつもった事を表しています。このレキ層は第四紀の洪積世の段丘堆積物です。また(A)屑,(B)層は新第三紀鮮新世の浅海件のたい積物です。
地層
2 川原のようすと流水のはたらき
(1) 調べる場所
 新田川の木戸内橋
(2) 土手の上から川原の様子や水の流れを観察する。
 1) 土手の上から川原の様子や水の流れを観察する。
 2) 川原や,州,水の流れなどを書き入れる。
 3) 川の流れか曲る所で,岸がけすられているのは,内側か外側かを調べる。
(3) 川原に下りて水の流れを観察する。
 1) 川原から向う岸に進むにつれ深さはどう変わるか。
 2) 水中のぞき箱で川底につもっているものが,川原から向う岸に進むにつれ,どう変わるか。
  また,川底の近くを砂が流されている様子などを観察する。
 3) (ア)の近くで20mの長きを測り,流速を測定する。また,(イ)の所で,内側
新田川の木戸内橋
新田川の木戸内橋図

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