-野外観察の手びき-浜通りの地層と川原-044/170page
石神第二小学校
地層の観察
(1) 観察する場所
学校より南に500mの場所
(2) 崖から離れて,地層全体を観察する。
1) 地層のでている崖全体をスケッチする。
2) レキの並び方に注意して地層を書き入れる。また地層の色や,厚さなど気付いたことを書き入れる。
3) この丘は,これらのレキ層や.砂層がつもってでき
ていることを理解する。
(3) 地層に近づいて観察する。
(A)層は下に見られる砂層で,厚さ30cmで淡黄色をしています。
(B)層はレキ層で,大部分は5〜10cm大の円レキからできています。レキの形は,川原に見られるようなレキです。よく注意すると,小さい円レキや,砂の層が発見されます。このレキ層は,第四紀の洪積世の頃につもった段丘たい積物です。
川原のようすと流水のはたらき
(1) 調べる場所
水無川の下川原橋付近の川原
(2) 土手の上から川を観察する。
1) 土手から川の全影をスケッチする。