-野外観察の手びき-浜通りの地層と川原-063/170page
請戸川の川口近くの観光食堂前。
(2) 川の全体が見通せる土手に立って川の曲がり方や,川原,中州などスケッチする。
1) 川原のできている所は,川がカーブする内側にできているか,外側か。
2) 20mの長さを測り,川原に近い付近と対岸の近くで水の流れの速さを測る。
3) 流速を測った場所で,川の深さは,川原から対岸に進むにつれて,どのように変わっていくか調べる。
4) 流れの速さと,川の深さの間には,どのような関係にあると言えるか。
5) 川が大きくカーブしているところで,川岸がけずられている所を調べる。
けずられている所は,カーブしている内側か,外側か。川の流れの速さと関連づけてその原因を考えてみよう。
6) 川原のレキは,どのような時に上流から運ばれてくるのか話し合う。
(3) 川原のレキを調べる。
川原に立って平均的にレキがつもっている所を選ぶ。
1) 川原に1尻四方の方形枠を作る。
2) 方形枠の中に入っている5cm以上の石を5〜10cm,10〜15cm,15〜20cmの3グループに分け,ビニルシートに取り出し,その