-野外観察の手びき-浜通りの地層と川原-067/170page

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(2) 土手の上から,川原や水の流れなど,全体をおおづかみにスケッチする。
 1) 水の流れがカーブする所で,川原の砂レキが,削られているのはどちら側か。
 2) また,レキや砂がつもって川原が広くなるのは,どちら側か。
 3) 水の流れがカーブしている(A)点付近で10mの距離をとり,流水の速さを調べる。
 内側と外側で速さはどうちがうか。
 4) (A)点で,カーブしている内側から外側に進むにつれて,深さはどのように変わるか。
 5) 流水の速い所とおそいところで川底を水中メガネ(ガラス箱)でのぞいて見る。川底の砂や石の状態に,はっきりしたちがいがあるのがわかる。
(3) 川原のレキを調べる。
 川原に立って,レキが平均してつもっている所をきめる。
 1) 川原に1m四方の方形枠を作る。
 2) 方形枠の中に入っている5cm以上の石をすべてとり出し大きさによって5〜10cm,10〜15cm,15〜20cmに分けその数を調べる。
 3) 石の大きさに関係なく,石の形でまるい石,ややまるい石,角ばった石の3つに分け数を調べる。
戸橋より100m北の道路沿い
戸橋より100m北の道路沿い図
川原のレキ

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