-野外観察の手びき-浜通りの地層と川原-068/170page
4) 取り出した石を,色模様,手ざわりなどで分ける。
5) 地図で請戸川の上流がどこから始まっているかを調べ,西側の阿武隈山地から,これらのレキが運ばれてきたことを話し合う。
(4) 調査した結果を次のような表にまとめる。
大きさ〔cm〕 レキの形 種類 5〜10 10〜15 15〜20 円 亜円 角 花崗岩 グリ一ンロック 結晶 片岩 58 18 3 8 71 0 57 14 8 73% 24% 4% 10% 90% 0%
請戸川橋付近請戸川の下流(請戸小学校の資料を参照)の調査結果を比較し,川原のレキの大きさ,形がどう変ったかを考察し,川のはたらきを一層理解させることができます。
大堀小学校
1.地層の観察
(1) 観察する場所
大堀中学校への登り道
(2) 地層の全体が見通せる場所に立って,全体を観察する。
1) 地層の出ている崖の全体をスケッチする。
2) 地層の重なりや傾きなど,気付いたことをスケッチの中に書き入れる。
3) 地層の特徴として,地層の色や,水分を含んでぬれているかどうか,地層の厚さなど書き入れておく。
4) この崖は2つの地層が重なってできていることに気づく。
(3) 地層の広がりを調べる。