-野外観察の手びき-浜通りの地層と川原-090/170page

[検索] [目次] [PDF] [前][次]

 〜15cm,15〜20cm,20〜25cm,25以上の4グループに分け,数を調べる。
 4) さらに,これらの石を,まるい石,ややまるい石,角ばった石,の3つに分けその数を調べる。
 5) 最後に,それらの石を種類によって分けて見る。
  分け方は,色によって白っぽい石,黒っぽい石,青っぽい石,また,硬さ,手ざわり,模様などによって分類してみる。
 6) これらのレキは,上流から運ばれてきたものだから,上流には,ここで見られるような石が存在していると推定されます。
川原のレキ
(4) 調べた結果を表にまとめる。
大きさ〔cm〕 レキの形 種類
10〜15 15〜20 20〜25 25以上 亜円 花崗岩 グリーンロック 結晶片岩
27 12 7 5 14 39 0 46 3 4
55% 23% 13% 9% 26% 74% 0%      

浅見川の下流
 1) レキの大きさで1番多いのは何cmのものか。
 2) レキの1番多いのは,どんな形のものか。
 3) 地図で,浅見川の上流から調査点までの距離を測ってみよう。
 4) 上流で,上の結果と同じような方法で調べ,レキの大きき,形を比較させる。
距離的に,児童に調査きせることが不可能であれば,教師が調べておいて,資料を提示し,考察させるという方法が考えられます。

[検索] [目次] [PDF] [前][次]


掲載情報の著作権は福島県教育センターに帰属します。