-野外観察の手びき-浜通りの地層と川原-104/170page
できているか。
(3) 川原におりて,流水のはたらきを調べる。
1) 川原の近くと,向う岸の近くで,それぞれ10mの長さをとり,水の流れの速さを調べる。
2) 川原から向う岸に進むにつれて,深さはどう変っているか。
3) 水中のぞき箱で,川底の砂が流されているようすを調べる。
4) 中流や上流では,川原にはレキが多く見られるが,この川原ではレキは見られず,砂だけです。
上流や中流でのレキはどうなってしまったのだろうか。話し合ってみよう。大野第一小学校
1.地層の観察
(1) 観察する場所
中島街道沿いの崖
(2) 崖から離れて,地層の全景を観察する。
1) 道路沿いの崖をスケッチする。
2) 崖に見られる水平方向の地層の重なりがはっきり観察される。
このようすを書き入れる。
3) この小山は,これらの地層が積み重なってできていることを理解する。
4) 道路沿いに,地層の広がりを理解する。
(3) 地層に近づいて観察する。
1) 崖に見られる地層は,淡黄色の火山灰を含む凝灰岩質頁岩層です。