-野外観察の手びき-浜通りの地層と川原-105/170page
2) 地層と地層の境に,層理がよく発達しているのがみられます。
2.川原のようすと流水のはたらき
(1) 調べる場所
仁井田川の合流点より200m下流の川原
(2) 土手の上から,川原や水の流れを観察する。
1) はんらん原(一段と高い川原)や川原,川の流れなど全体をスケッチする。
2) 川原は,水の流れが曲がっている内側にできているか,外側にできているか。
(3) 川原に下りて,流水のはたらきを調べる。
1) 川原の近くと向かい岸の近くで,水の流れはどうか。20mの長さを測って速さを調べる。
2) 川岸から向かい岸に進むにつれて深さはどう変わっているか。また,水中のぞき箱で川底のレキの大ききの変化や,川底の近くを砂が流されているようすなど調べる。
3) 川の向かい岸の方には,川原がなく,岸がけずられているのはどうしてだろうか。
(4) 川原のレキを調べる。
1) 川原でのレキや砂のつもり方が平均しているところを選んで,1m四方の