-野外観察の手びき-浜通りの地層と川原-103/170page

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赤井小学校

1.地層の観察
(1) 観察する場所
ずり山の登り口で,変電所の跡が見られる諏訪神社の裏のがけ
(2) 崖から離れて地層全体を観察する。
 1) 地層の見通せる所から,崖の全体をスケッチする。
 2) ずりの部分と地層の部分に注意しながら,地層やずりを書き入れる。
 3) これらの小高い山は,細粒の砂や捨てられたずりからできあがっていることを理解する。
(3) 崖に近づいて地層を観察する。
 (A)は細粒の砂層で,地層と地層の重なり面(層理)が観察されます。また,地層の表面には,玉ねぎ状にはがれている風化面が見られます。
 (B)はずりの部分です。
 注意;自動車に十分注意して鉄道沿いの道路の地層を観察する。

2.川原のようすと流水のはたらき
(1) 調べる場所
 夏井川の下流で岡本ゴムKKのわきの川原。
(2) 土手から,川原の様子や水の流れを観察する。
 1) 土手の上から,川の全景をスケッチする。
 2) 川原や水の流れなどを書き入れる。
 3) 水の流れが曲がっている付近で,川原はその内側にできているか,外側に

ずり山の登り口で,変電所の跡が見られる諏訪神社の裏のがけ

ずり山の登り口で,変電所の跡が見られる諏訪神社の裏のがけ_地層図

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