-野外観察の手びき-浜通りの地層と川原-108/170page
仁井田川上流の柳生橋付近
(2) 橋の上から,川原のようすや水の流れを観察する。
1) 川原のようすや,水の流れ等の全景をスケッチする。
2) 水の流れが曲がっている付近で,岸がけずられているのは内側か,外側か。
また,川原はどちら側にできているか。
(3) 川原におりて,水の流れのはたらきを調べる。
1) (ア)の付近で,川原の近くと向い岸の近くで,それぞれ10mとり,水の流れの速さを調べよう。
2) 川原から向う岸に進むにつれ,深さはどう変わっているか。また,水中のぞき箱で,川底のレキの大きさはどう変わるか調べる。
(4) 川原のレキを調べる。
1) 川原のレキや,砂のつもり方が平均しているような所を選んで1m四方の方形枠で囲う。
2) レキの大きさで分ける。方形枠の中に入っている長径5cm以上のレキをすべて新聞紙などの上にとり出し(表面が見えているレキのみ)大きさによって,10〜20cm,20〜30cm,30cm以上の3つに分け,その数を調べる。
3) レキの形で分ける。
レキの形で,まるい石,ややまるい石,角ばった石の3つに分けて,