-野外観察の手びき-浜通りの地層と川原-118/170page

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御廐小学校

1.地層の観察
(1) 観察する場所
 松野酒店東側の崖を30m登る。
(2) 地層から離れて地層の全景を観察する。
 1) 地層の出ている崖の全体をスケッチする。
 2) 崖には淡黄褐色の帯状の模様が観察される。
  地層の色や,地層の模様に注意して地層を書き入れる。
 3) この小山は,灰色で表面が細かくくだけそうな地層と,淡黄褐色の地層が繰返し,つもってできていることを理解する。
 4) 淡黄褐色のような目だつ地層を追いかけてみる。地層は横(水平方向)の方にも広がっていることがわかる。
(3) 地層に近づいて,その特徴を観察する。
 (A)層は灰色で表面は風化して細かく,うろこ状にくずれやすい性質をもつ頁岩層で,層理が発達しています。
 (B)層は淡黄褐色をした凝灰岩質砂岩層で,うすく頁岩層にはさまっています。これらの地層は新第三紀の初期につもった地層です。

2.川原のようすと流水のはたらき
(1) 調べる場所

松野酒店東側の崖を30m登る。

松野酒店東側の崖を30m登る_地層図

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