-野外観察の手びき-浜通りの地層と川原-120/170page

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高坂小学校

1.地層の観察
(1) 観察する場所
 グランド南側の門に通じる旧コンクリート段のある通用路の崖
(2) 地層から少し離れて,地層の全景を観察する。
 1) 地層の出ている崖をスケッチする。
 2) 道路に沿って見える淡黄色の地層の,地層と地層の境目に注意して観察し,地層の境や,地層の色,表面のようすなどを書き入れる。
 3) 学校のある高台は,これらの頁岩がつもってできあがっていることを理解する。
 4) 下の道路から,グランド南側の門まで地層が出ているので,通用路に沿って地層を追いかけ,地層が水平方向に広がっていることを理解する。
(3) 地層に近づいて,その特徴を観察する。
  崖に見られる地層は,中新世の中期につもった頁岩層で表面にいろいろな模様が見られるが,これは,地層の割れ目に沿って地下水がしみ込み,地層に含まれている鉄分を酸化したために生じた模様です。
  また,頁岩層の表面は風化され,うろこ状に細かく,砕けやすい性質があります。

2.川原のようすと流水のはたらき
(1) 調べる場所

グランド南側の門に通じる旧コンクリート段のある通用路の崖

グランド南側の門に通じる旧コンクリート段のある通用路の崖_地層図

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