-野外観察の手びき-浜通りの地層と川原-122/170page

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 2) 地層内に含まれる円レキの並び方に注意しながら,地層を書き入れる。
 3) 学校の裏山は,円レキを含む厚い砂岩層がつみ重なってできていることを理解する。
 4) 地層内の円レキの並びを追いかけてみる。
  また,円レキを含む砂岩層が,学校の近くの崖に出ていないかどうか調べてみる。このことから,地層は横(水平方向)に広がっていることがわかる。
(1) 地層に近づいて,その特徴を観察する。
 体育館奥の崖は.常盤炭田が形成された同時代の古第三紀のたい積層で,含まれる円レキは,2cm大で,浅い入江につもった地層です。
 レキはどのような岩石からできているか,砂の粒の大きさは,上下方向でどう違っているか調べてみよう。

2.川原のようすと流水のはたらき
(1) 調べる場所
 宮川,新竹之内橋
(2) 川の全景を観察する。
 1) 土手の上から,川の流れや,州などを観察し,その全景をスケッチする。
 2) 州は川が曲がっている内側の近くにできているか,外側に寄ってできているか。

体育館裏の崖

体育館裏の崖_地層図

宮川,新竹之内橋

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