-野外観察の手びき-浜通りの地層と川原-123/170page

[検索] [目次] [PDF] [前][次]

 3) 流れが曲がっている近くで,土手がけずられている所はないか。
 他の場所でも観察してみる。
 もし,見つけたら,それは,曲がっている流れに対して内側の土手か,外側の土手か。
(3) 流水のはたらきを調べる。
 1) 州の近くの(イ)と,土手の近くの(ア)で,流速はどちらが速いか調べてみる。
 2) また,州から土手に進むにつれ,深さはどう変わっているか。
 3) 水中のぞき箱で,川底をのぞき,砂や,ゴミが,川底に沿って流されているようすを観察する。
 4) 観察を通してわかった,流水のはたらきを話し合ってみる。
宮川,新竹之内橋図

好間第一小学校

1.地層の観察
(1) 観察する場所
 古河プラント建設KK,いわき事務所の裏山の崖
(2) ススキの茂みを通るとき,足もとに注意して崖に近づき,地層の全景が見通せる所に立って,地層を観察する。
 1) 地層の出ている崖や全体をスケッチする。
 2) 地層の色や,重なり方に注意しながら地層を書き入れる。
 3) この高台は,これらの頁岩層やレキ屑が重なってできていることを理解する。

古河プラント建設KK,いわき事務所の裏山の崖

[検索] [目次] [PDF] [前][次]


掲載情報の著作権は福島県教育センターに帰属します。