-野外観察の手びき-浜通りの地層と川原-126/170page

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好間第二小学校

1.地層の観察
(1) 観察する場所
 磐城高等学校の西側裏の崖(電々公社高月宿舎の近く)
(2) 崖の地層の全景が見通せる所に立って,地層を観察する。
 1) 地層の出ている崖全体をスケッチする。
 2) この淡黄色の地層は,どちらに傾斜しているか。(はさまっている石炭層や,小さな円レキの並び方に注意する)
 3) 地層の色や,地層の重なりに注意して地層を書き入れる。
 4) この高台はこれらの地層がつみ重なってできていることを理解する。
(3) 地層に近づいて,その特徴を観察する。
 崖全体は,淡黄色の粗粒の砂層で,0.5〜1cm大の円レキが層状に入っています。また,1cm幅の石炭層をはさんでいます。
 表面は,網状に褐色の模様が見られます。これは,砂層の割れ目にそって雨水がしみ込み酸化したためです。

2.川原のようすと流水のはたらき
(1) 調べる場所
 今新田橋100m上流
(2) 土手から,川原のようすや水の流れを観察する。

磐城高等学校の西側裏の崖(電々公社高月宿舎の近く)

磐城高等学校の西側裏の崖(電々公社高月宿舎の近く)_地層図

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