-野外観察の手びき-浜通りの地層と川原-127/170page

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 1) 川原のようすや水の流れなどの全景をスケッチする。
 2) 水の流れが大きく曲がっている付近で岸がけずられているのは,流れの内側か,外側か。
  また,川原はどちら側にできているか。
(3) 川原に下りて水の流れのはたらきを調べる。
 1) (ア)の川原で,川原の近くと対岸とで,水の流れはどちらが速いか。
 2) 川原から対岸に進むにつれ,川底の深さはどうかわるか。
 3) 20mの長さをとり,水の流れの速さを測ってみる。
(4) 川のレキを調べる。
 川原のレキや砂のつもり方の平均的な所を選んで,1mの方形枠で囲い,その中の,長径5cm以上のレキをすべてビニルシートの上にとり出し(表面に見えているレキのみ),これらのレキを,大きさや,形,種類で分けてみよう。




(5) 調べた結果を次のような表にまとめる。
大きさ(cm) 種類
5〜10 10〜15 15〜 亜円 花崗岩 緑色片岩
45 2 0 12 33 2 7 40
96% 4% 0% 26% 70% 4%    

好間川合流点付近
調べた結果を好間第一小学校の資料と比較し,レキの形,大きさが上流と下流でどう変わったかを考察し流水のはたらきについて理解させる。

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