-野外観察の手びき-浜通りの地層と川原-133/170page
に注意して,地層を書き入れる。
3) この山は,これらの地層が重なってでき上っていることを理解する。
(3) 地層に近づいて,その特徴を調べる。
(A)層の地層にさわってみると,泥土のように細かく,サラサラした感触を受けます。それは火山灰を含んでいるからで,この地層の岩石は,凝灰岩質泥岩と呼ばれます。
(B)層は砂層で,5mm大の花崗岩の風化でできた石英の粒を含んでいます。この地層の特徴は,表面に見られる模様です。このような地層内の模様を斜交葉理といっています。
2.川原のようすと流水のはたらき
(1) 調べる場所
学校の下の差塩川
(2) 土手から水の流れや,はんらん原(小規模)の様子を観察する。
1) はんらん原や川原,水の流れなど小川の全景をスケッチする。
2) 小川の両岸に,はんらん原(洪水時に水かぶる)(ア)層,(イ)層があるが,ど