-野外観察の手びき-浜通りの地層と川原-137/170page
(2) 土手の上から,川の全景や川原のようすを観察する。
1) 川の全景をスケッチし,州や川原などを書き入れる。
2) (ア)の付近の川原は,流水でけずられ(高さ70cm程)ている。これは矢田川のどちらの流水でけずられたのか,話し合う。
3) 州は,川の流れがほとんど測れないような所にできているのが観察される。
(3) 川原に下りて流水のはたらきを調べる。
1) (イ)の川原から対岸に進むにつれ,深さはどう変わるか。
2) 川原には中流で見られるようなレキはなく,砂からできている。中流のレキはどうなったのだろうか。
3) (ウ),(エ)で長さ10mをとり,流れの速さを調べる。
4) 流れの速さと,川の深さ,岸をけずる力との間にどのような関係があるか話し合う。