教師のための統計入門-152/233page

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母比率の検定

が得られるわけです。この(3)は,(1)において,√の中の p を -p で, q を -q で代用した形になっております。

さて,母比率を,(2)の式で区間推定することと,両側仮説の検定を行うこととは,数学的には全く同じことなので,この本では,この母比率の検定を,母比率の区間推定のところで(p76 問),その応用として取り上げました。ただし,この場合,nが十分大でしたから信頼度95%の信頼区間は,(3)を用いています。

なお,信頼度99%の信頼区間は,(1),(2),(3)において,1.96をそれぞれ2.58に書きかえたものになります。


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