教師のための統計入門-187/233page
〔準備4〕 I(m)=∫cosmθdθ とすると(mは2以上の整数)
I(m)=sinθcosm-1θ/m+m-1/m I (m-2)
これは,部分積分法によって導くことができます。
さて,-∞ < t < ∞ の範囲の t に対して,確率密度関数 fn (t) が
で定義される分布を,自由度 n の t分布といいます。したがって,定積分
の値を求めることができれば,"手さぐり法"によって,%点も求めることもできます。1)において,