観点・小問ごとの分析 |
対策の視点 |
は56%である。県・国の補助、公民館の利
用は、それぞれ63%、62%の正答率である。
誤答の多くは、住民の願いを投票によって
決定するととらえたり、公民館でのいろ
いろな催しが、公民館の利益になるととら えている |
てとらえさせると効果的である。
○住民の願いと、市(町・村)役所・県庁の
はたらき、県(市・町・村)議会のはたらき
が相互に関連しあっていることを指導する必
要がある |
2.火事を早く消すための組織的活動と協力
についての思考
消防車が消火活動をするための停車場所 の正答率は38%で低い。風向きを考えない
で、火事場の近くに消防車を停車させれば
よいと判断している誤答が目だつ。
電力会社の協力についての正答率は58%
である。誤答例は、通信・連絡の手だすけ
のために電力会社が火事現場にかけつける
と考えているものが多い。
火災の際の連絡網についての正答率は62 %である。誤答の多くは、消防団員と消防
署員を混同して答えている。 |
○消火活動をする場合には、消火活動に必要
な水だけでなく、風向きも考慮することが大
切である。
安全な消火活動を考えるとき風下は最も危
険であるなど、多くの条件を考えて判断させ
る必要がある。
○消火活動にあたっては、人命尊重の立場か
ら、ガス会社・電力会社など他機関との連絡
が必要であることを十分指導しておく。
○消防団の人々は、消防署につとめていると
考えている。消防団員と消防署員の違いをは
っきりさせておく。 |
3.電気やガスの確保についての思考
電気やガスの原料としての石油・石炭の 正答率は60%である。電気・ガスの大切さ
やその原料としての石油や石炭の輸入につ
いての正答率は、ともに86%と高い。誤答例
としては、「ガスは発電所でつくられる」
「電気やガスは無限にある」と、とらえて
いるものが多い。 |
○電気やガスをつくるためには、石油や石炭
が必要であり、これらの大部分は外国からの
輸入にたよっていることを、日常生活と結び
つけて指導することが大切である。
○省エネルギー時代において、電気やガスを
大切に利用する心構えを養いたい。 |
4.郷土を調べる方法についての思考・判断
昔と今の地図を比較し、道路のちがいを
見つけるとした正答率は79%である。古老
の話がら判断すると答えたのは74%である |
○学習のねらいに即して、児童自ら資料を収
集・選択・活用できる力をつける必要がある。
○児童に思考させる機会を与え、児童自身が
見通しをもって問題解決できる学習が必要で |