小学校「福島県標準学力診断検査問題」による学力分析報告書1980-052/187page
領域・小問ごとの分析 対策の視点 解されていないためと思われる。 6.空間にある点の位置
正答率は38%と低く無答が多い。 題意が読み取れないか、または、この種 の問題に慣れていないことが原因と考えら れる○空間にある点の位置の読み取り方や点の位 置の表し方の指導には、模型などを利用する ことが大切である。 領域3](図形)について
平行四辺形の性質の理解を深めるには、観点をきめ台形やひし形との相違点に気づかせ、平 行四辺形の性質をまとめる指導が望ましい。また、立方体や直方体の性質の指導についても同 様である 立体図形の展開図についての指導では、展開図を書いて立体図形を組み立てることや分解の 操作を通して理解をはかりたい。空間にある点の位置の表し方もできるだけ具体物を利用し、 観念的な指導にならないようにする。領域・小問ごとの分析 対策の視点 4]数量関係
1.四則混合の計算
正答率は、(1)65%、(2163%と計算問題の 正答率としては低く、ともに乗除先行の無 視による誤答が目立つ。○単に式の計算に慣れさせることではなく、 数量の関係を四則の混合した式や、()を 用いた式に表したり、式を読んだりさせ、式 のよさを分からせ、乗除先行などのきまりを 理解させる 2.公式を用いる
長方形の面積と縦の長さを知って横の長さ を求める問題で、正答率は58%とあまり高く ない。 立式後の計算の誤りが目立つ。○(縦の長さ)x(横の長さ)=(長方形の 面積)の式に数値を代入し、逆算によって横 の長さが求められるようにしたい。 3.折れ線グラフを読む
正答率は(1)79%、(2)78%と高く、よく理 解されている 。