小学校「福島県標準学力診断検査問題」による学力分析報告書1980-075/187page

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観点・小問ごとの分析 対策の視点
の気候グラフを選ぶ(1)正答率は60%であ る。誤答例としては「ア」・「ウ」」「工」の グラフを選んだものが、それぞれ同じ位の 比率である 分布図とグラフから読み取れる項目を選 ぶ(2)の正答率は63%で、誤答例としては選 択肢の「イ」が多い。 ○気候グラフは、気温と降水量を同時に表し ているので、凡例、単位に注目させて読み取 らせ、特色ある地域と気候グラフを結びつけ、 人々のくらしや産業と関連づけてとらえるこ とが大切である
観点[2](資料活用の能力)について
棒グラフ、帯グラフ、気候グラフ、統計地図など多くの種類の資料から出題したが、観点[2] の平均正答率は56%である。しかし、小問によっては.45〜78%の差が見られる。 ある一つの資料でわかることは何か、その資料だけではっきりわからないからもっと確実に わかる資料はないものかと、資料のもつ限界に気づき、意図的に関連する資料を選択できるよ うにすることは大切なことである。 授業の中で、児童がある考えを述べるとき、その考えの根拠となる資料を押さえ、客観的で 公正な資料をもとに思考したり、判断させる訓練を積ませたい。 資料の収集・選別・作成などの幅広い操作活動を通じて資料活用の能力は高まるので、自作 資料を活用する機会を設け、指導の効果を高めたい。
観点・小問ごとの分析 対策の視点
3]社会的思考・判断 1.帯グラフをもとに貨物輸送の増大と発達 についての思考・判断 貨物輸送に占めるトラック輸送の比重の 増加を判断した正答率は58%である。トラ ック輸送の比重が増大した理由を判断させ る問いの正答率は59%である。誤答の大部 分は、大量輸送機関である船を選んでいる 貨物輸送の増大を産業の発達と関連させ て思考した正答率は40%である ○既有の知識を用いて帯グラフを読み取らせ、 トラック輸送の比重増加の背景を考えさせる 問題であるが、設問の「わが国の国内の」と いう条件を見落としたための誤答もみられる ので、設問を正しく読み取る習慣を身につけ させたい。
○各種の輸送機関の役割と現状をとらえさせ、 特に産業の発達と関連させて理解させたい。
2.稲作農業の最近の働きと社会的背景との 関連にっいての思考 労働時間の短縮、減反政策、兼業農家の ○品種改良、機械化と省力化、兼業化、生産調 整など稲作農業の最近の動きを各種の資料を 用いて把握させ、その理由、原因増大の理由
観点・小問ごとの分析 対策の視点
の気候グラフを選ぶ(1)正答率は60%であ る。誤答例としては「ア」・「ウ」」「工」の グラフを選んだものが、それぞれ同じ位の 比率である 分布図とグラフから読み取れる項目を選 ぶ(2)の正答率は63%で、誤答例としては選 択肢の「イ」が多い。 ○気候グラフは、気温と降水量を同時に表し ているので、凡例、単位に注目させて読み取 らせ、特色ある地域と気候グラフを結びつけ、 人々のくらしや産業と関連づけてとらえるこ とが大切である
観点[2](資料活用の能力)について
棒グラフ、帯グラフ、気候グラフ、統計地図など多くの種類の資料から出題したが、観点[2] の平均正答率は56%である。しかし、小問によっては.45〜78%の差が見られる。 ある一つの資料でわかることは何か、その資料だけではっきりわからないからもっと確実に わかる資料はないものかと、資料のもつ限界に気づき、意図的に関連する資料を選択できるよ うにすることは大切なことである。 授業の中で、児童がある考えを述べるとき、その考えの根拠となる資料を押さえ、客観的で 公正な資料をもとに思考したり、判断させる訓練を積ませたい。 資料の収集・選別・作成などの幅広い操作活動を通じて資料活用の能力は高まるので、自作 資料を活用する機会を設け、指導の効果を高めたい。
観点・小問ごとの分析 対策の視点
3]社会的思考・判断 1.帯グラフをもとに貨物輸送の増大と発達 についての思考・判断 貨物輸送に占めるトラック輸送の比重の 増加を判断した正答率は58%である。トラ ック輸送の比重が増大した理由を判断させ る問いの正答率は59%である。誤答の大部 分は、大量輸送機関である船を選んでいる 貨物輸送の増大を産業の発達と関連させ て思考した正答率は40%である ○既有の知識を用いて帯グラフを読み取らせ、 トラック輸送の比重増加の背景を考えさせる 問題であるが、設問の「わが国の国内の」と いう条件を見落としたための誤答もみられる ので、設問を正しく読み取る習慣を身につけ させたい。
○各種の輸送機関の役割と現状をとらえさせ、 特に産業の発達と関連させて理解させたい。
2.稲作農業の最近の働きと社会的背景との 関連にっいての思考 労働時間の短縮、減反政策、兼業農家の ○品種改良、機械化と省力化、兼業化、生産調 整など稲作農業の最近の動きを各種の資料を 用いて把握させ、その理由、原因増大の理由

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