観点・小問ごとの分析 |
対策の視点 |
三、文中で敬語を正しく使う 1おばさんは上野の展覧会へ「いらっしゃ
いましたか。」は、正答率45%であり、「まいりま
したか。」「おうかがいなさいましたか。の順
で誤答が多くなっている 2母がいっしょに行きたいと「申しており
ます。(正答率58%)を「いっております。
「おっしゃっております。」と誤答しているのが
目立つ。 |
・指導要領でも中学年から「T寧語」の指導
がとりあげられ、高学年で「尊敬語」「謙譲
語」が、動詞を中心として取り扱われる。そ
の場、その場の場面に最も適応した敬語
を、的確に使うことはたやすいことではない
が、具体的な相手や場面を想定して練習する
ことによって、適切な敬語の使い方を身につ
けさせたい。 |
観点4](語句を書く)について
文章の中で、語句を正しく使うことは、平均正答率が67%であった。さらに、より語いの量
を増すこと、語句の組み立てや役割、言葉の変遷や外来語・古語などの語句の知識と関心を養
うこと、辞書の活用や語感・言葉の使い方に対する感覚を育てることが望まれる。
また、敬語の正しい使い方の問題は、正答率が低い。(平均52%)、日常の言語生活では「行
きましたか。という丁寧語のほかに「いらっしゃいましたか。jという尊敬語のあることも指導
しておくようにしたい。4]の正答率は67%である。 |
観点・小問ごとの分析 |
対策の視点 |
5]文・文章を読む
一、段落の区切りがわかる ・前段の区切り
「ところが」という接続詞の働きに気づかな いで、3)の文章の終わりを区切るとしたもの
が多い。(正答率36%) ・後段の区切り 4)を第2段落と考えたために5)を第3段落に
せざるをえなくなり、正答率がさらに低くな
ったと思われる。(正答率25%)また、記
号で記入しないで、文の番号をそのまま記入
したために誤りになったものもある。 |
・段落の区切りをみつけるためには、文中の
接続語や指示語などに注意させ、時、場面、
論述の展開などに気を配りながら読み進める
ようにしたい。
・内容を的確に読みとらせるため、文章の組み
立てに注意し、意味のまとまりに気づかせる
ことが重要であるまた、筆者の考えと事実
との関連を明確にとらえさせ、それを要約さ
せることも大切である。 |
二、文章の要旨・主題を読みとる 1筆者がいちばん述べたいものはたいてい |
・文章の要旨や主題の読みとり方まとめ方を |