観点・小問ごとの分析 |
対策の視点 |
にそよぐ草や木」としたものが多い。(正答
率46%) 3作者の「気持ち」を問う設問では、58%
の正答率を示している。誤答では、イ)が比較
的多く、次にア)である。イ)は、正答である
ウ)ととても似ているが、「山では、まだとれな
いので」というところを見逃したものと考え
られる。ア)は、「とりたてでないと、ねうち
がない。というもっともらしい表現が、本文
から逸脱していることに気がつかなかったか
らと思われる |
すれば、容易にとらえられよう。
・問題文の詩は、短歌・俳句にあるような文
語調の表現や、難しい語句もなく、わかりや
すい文章である。作者の気持ちも、児童には
素直に受け入れられるものと思われる
・日頃、児童の言葉に対する感覚をみがく指
導を繰り返し行うことが大切である。 |
観点5](文・文章を読む)について
前半の段落の区切りや文章の主題・要旨・要点をとらえる問題でつまずきがみられた。文章
全体とのかかわり合いの中で、段落がどのような役割をしているかをとらえるようにすること
が重要である。また、文章の中で使われているさまざまな接続の語句や、指示語などの密接な
つながりを指導していく必要があろう。
修飾・被修飾の指導に当たっては、特に、形式的な理解だけに終わってしまわないよう気を
つけなければならない。ひとつの文の中だけで構造をみていくのではなく、全体の構成や関連
を把握させながら、文の働きを理解させていくようにしたい。5]の正答率は46%である。 |
観点・小問ごとの分析 |
対策の視点 |
6]文・文章を書く
一、文章の中で、指示語・接続語を正しく使 う (1)「しかし」の逆接の接続詞はよくとらえ
られている(正答率87%) (2)「そこで」の順接と「また」の並列・累
加との混同がみられる。(正答率74%) 13)正答率は72%である。 |
・書く対象をよく観察して具体的に書こうと
したり、よくわかるように書こうとすると、
どうしても文章の構成が複雑になり、接続語
や指示語の使用が多くなる。それらの誤用が
みられるのは、その種類が多様になる中学年
以上からなので、特に留意したい。 |
二、ことばを続けて文をつくる
設問は、それぞれ三例の中から正解を選ぶ
ようになっている.70%をこえる正答率でよ |
・問題文はかなり論理的な文章であるので、
言葉の係り受けが混乱した児童もみられた。
落ち着いてじっくり読ませたい。 |