小学校「福島県標準学力診断検査問題」による学力分析報告書1980-113/187page

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(3)算数
領域・小問ごとの分析 対策の視点
1]数と計算 1.分数や小数の四則計算 (1)帯分数の乗法 正答率は90%で、大変よく理解されて いる。 (2)整数と帯分数の除法 正答率は75%で、よく理解されている (3)乗除の混合算 正答率は69%であるこの問題は混合 算であるとともに、小数も含まれている ため、前の2問よりつまずきが多い。 (4)乗除の混合算 正答率は74%で、よく理解されている 15)分数の四則混合算 正答率は38%と低い。誤答を調べて見 ると、乗除先行の計算規則を無視した誤 りが多い。 ・小数の扱い、計算の手順をよく理解させる ことが大切である。 ・整数の四則混合算は経験しているが、分数 になると忘れてしまう。それぞれの場合に計 算規則を確かめる必要がある。
2.分配法則 正答率は60%である。無答が多いが、こ れは、等式をみて分配法則の問題であるこ とを見抜けなかったためと思われる。 ・分配法則は、機械的な操作を指導するだけ でなく、具体的な問題を通して分配法則の用 い方、良さに気づかせる指導が望ましい。
3.数直線上の位置を分数で表す 正答率は40%と低い。誤答の多くは、分 数に直すべきところを小数のまま答えてい る。 ・問題文をよく読み、その意味を正しく読み 取る習慣を身につけさせたい。
4.立式の間題 正答率は75%で、よく理解されている。  
5.分数の乗法及び除法の意味と計算 (1)乗法を用いる問題  

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