領域・小問ごとの分析 |
対策の視点 |
正答率は79%で、よく理解されている。 (2)除法を用いる問題
正答率は52%である。 割合=割合に当たる量÷基になる量の
関係式が活用できないためと思われる。 |
・基になる量、割合に当たる量、割合の三つ
の関係把握についての十分な指導が必要であ る。 |
6.二つの分数間にある整数 正答率は43%と低い。これは、整数が特
別な分母を持った分数の形で表されること
の理解が不十分なためと思われる。 |
・整数、小数、分数の用語を正しく理解させ、
これらの、相互関係についても理解させる。 |
7.四則計算の可能性を調べる 正答率は59%である誤答の多くは「い
つもOより大きい整数になる」の「いつも」
を忘れて答えている。 |
・簡単に取り扱われがちであるが、「条件文」
を正しく読みとる指導は大切である |
8.不確定な事象を数で表す 正答率は76%で、よく理解されている |
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領域1](数と計算)について
分数の計算では、四則混合算を除いて、殆ど正答率は70%を越えており、計算技能は優れて
いる。四則混合算は、乗除先行の計算規則の見落としによるつまずきである。また数直線上で
の整数、分数、小数の読み取りや表示にもつまずきが見られる。この整数、分数、小数につい
ては・形式的な指導になりやすい内容なので、数直線の特微を生かし、これらの数の存在や相
互関係を十分理解させるようにしたい。 |
領域・小問ごとの分析 |
対策の視点 |
2]量と測定 1.単位換算 (1)の正答率57%以外は三問とも正答率は
30%台と低い。基本単位の大きさが実感と
してとらえにくいところに、正答率の低い
原因があるものと思われる。 |
・メートル法とその単位の仕組みを理解させ
たい。メートル法の特徴としては、十進法の
仕組みによって補助単位が決められているこ
と、基本的な量を基にして他の単位が誘導さ
れる仕組みを持っていることを指導する |