領域・小問ごとの分析 |
対策の視点 |
3.比の利用 正答率は62%である。比例配分の問題で
あるので、比例式を使って能率よく解いて
欲しいが、比例式はあまり使われていない。 |
・文章題を解く場合は、その問題に適した解
き方があることを指導したい。 |
4.事柄の起こり得る場合 正答率は54%である。誤答を見ると、順
列と組合せを混同している児童が多い。 |
・順列と組合せの違いを理解させる。ただし
順列とか組合せの用語は、表面に出さない方
がよい。 |
5.比例関係の事象
色々な関係にあるものの中から、比例関
係にあるものを判別する問題であるが、正 答率は50%を割っている |
・関係を判別する手がかりとなる対応表・式
・グラフなどが直ぐ使えるようにする。 |
6.全体の傾向を調べる 正答率は36%と低い。問題を解くため、
189×16/42の立式をするが、16/42を先に計算し、
割り切れないでつまずいている。また、題
意が正しく読み取れない児童も見られる |
・題意が正しく読み取れるようにしたい。
標本から母集団を推定する問題であり統計
などともかかわって来るので、丁寧に指導す
ることが望ましい。 |
7.比例 (1)比例関係を式に表す 正答率は69%である誤答を見ると、
b÷a=4の式をb=4×aの式への 変形につまずいている (2)式の値
正答率は55%である。誤答が多様であ
る。前問で求めた式を使った児童が少な い。 (3)比例関係をグラフに表す
正答率は64%である点の座標の取り
方につまずきが見られる。 |
・対応表から式を作ることや式の変形指導は
形式的にならないよう留意する。
・この問に対して、求め方は幾通りも考えら
れるが、前問の式を使うことが簡単であるこ
とを理解させたい。
・グラフを書くだけでなく、比例のグラフの
特徴をとらえさせるようにしたい。 |