領域・小問ごとの分析 |
対策の視点 |
領域A(生物とその環境) 6.花粉の働きを調べる方法
(1)正答率は75%でほぼ理解されている。 (2)正答率は82%でよく理解されている。
7.花粉と受粉 (1)おしべに花粉ができること
・正答率は59%であり、め花の(工〕とい
う誤答が多い。 (2)ヘチマの実のでき方 。正答率は58%で(ア)という誤答が多い。
8.森林内外の様子の違い ・正答率72%とほぼ理解されている。 |
・花粉がつかないと、種子ができないことを
確実に理解させる方法を工夫する。
・め花とお花の区別など、花のつくりについ
てよく観察させ、それぞれの部分の働きにつ
いてもよく理解させることが必要である
・め花とお花が明確に区別されておらず、混
同しているので、観察の視点をはっきり押さ
えて指導する必要がある
。野外で実際に観察させ、森林の樹木の様子
だけでなく、そこに生えている下草にも目を
向け、植物どうしの関係をよく理解させる必要
がある。 |
領域B(物質とエネルギー) 9.電磁石の極と電流の関係
・正答率は75%とほぼ理解されている。 10.電磁石を強くする方法
(1)・・・正答率73%とほぼ理解されている・ 12)・・・正答率83%とよく理解されている。 |
・条件を変え、実際に試してみることと、結
果をよく整理し、そのきまりを的確にとらえ
させる必要がある。
・製作活動を取り入れ、実験をとおして理解
を図る。 |
領域C(地球と宇宙) 11.地層は水の働きによってできること
(1)地層と水の働き ・正答率は71%でよく理解されている
(2)地層のでき方 ・正答率82%とよく理解されている。
12.土や砂の水中での沈み方
・砂よりも粘土の方が速く沈降するとい
う誤答が多く、正答率も51%と低く、理
解が不十分である。 |
・川原で、視点を明確にした観察を行うとと
もに、モデル実験の方法を工夫し、運搬作用
と粒子の大きさの関係を確実にとらえさせる。
・太い透明ビニール管を用いて実験観察させ、
にごって見えるのは小さい粘土の粒で、これ
の沈む速さは最も遅いことをとらえさせる。 |