領域・小問ごとの分析 |
対策の視点 |
は87%と大きな開きがでた。 悪い結果が出た(1)の場合での誤答は、
15gが圧倒的に多い。 これは30(g)×1=A(g)×3として解
くべきところを 30(g)×1=A(g)×2として解いたために起きた誤りで、こ
れに対して、良い結果が出た(2)の場合
では、図の表示の仕方から、上記のよ
うな誤りを起こす可能性がなかったも
のと判断される |
「支点はどこか」をはつきりと押さえさせる
必要がある |
領域C(地球と宇宙) 18.太陽と気温の関係
・地面の温度より気温の方が速く上昇す
るとした誤答が多い。 正答率は61%である。 19.太陽の高さの測定方法
・正答率は46%と低く、太陽の高さの定
義が定着していない。
「地面から太陽までの距離」という誤答
がきわめて多い。 20.太陽の高さ、地温・気温の日変化の関係
・正答率は44%と低い。
時刻・高さ・温度と三要素を含むグラ
フのため、グラフの見方を十分理解して
いないためのものと考えられる。気温と
地温を混同している誤答がきわめて多い。 21.季節と太陽の高さの関係
・正答率は81%とよく理解されている。 |
・地面の温度と気温を実際に測定させ、その
結果をグラフ化し、更に考察を加えた指導が
必要である。
・太陽の高さとは「距離」ではなく、「角度」
で表わされることを、実際に測定させながら
理解させることが必要である。
・特殊なグラフの見方にも慣れるよう、機会
をとらえて指導する必要がある。また、気温
と地温の最高温度の時刻の違いを、実際に測
定させて理解させることが大切である。
・太陽の見かけの動き方や高さと、昼夜の時
間の長さの関係は、観測の結果をもとに考察
させることが必要である。 |
領域B(物質とエネルギー) 22.ろうそくの炎の明るさと温度
(1)ろうそくの炎の明るさについてわかる。 |
・外炎は光が弱く見えにくいので、次の(2)な
どの観察のように、実験方法を工夫して炎の |