高等学校「理科1」のてびき-051/133page
5 実験結果
(1) 測定結果を表1に整理する。
表1 気温 ℃、大気圧 mmHg、水蒸気圧 mmHg
回 Mgリボンの長さ Mgの質量 捕集気体気柱の長さ 捕集気体の体積 1 2 3
(2) Mgリボンの質量と捕集気体の体積の関係を右のグラフに記入する。
グラフ目盛
(3) 表1の測定結果を用いて、マグネシウムと発生した水素のモル数を計算し表2を整理する。
注 : データーの処理
・マグネシウムのモル数 : 実験に用いたMgの質量を24.3で割る。
・捕集気体を0℃、1気圧に補正するには先生の指示に従って、表1の捕集気体に補正定数をかければよい。
補正定数 :
・水素のモル数 : 上で補正した水素の体積を0℃、1気圧での気体1モルの体積22400mlで割る。
表2
回 Mgの質量 標準状態のH2の体積 Mgのモル数 H2のモル数 モル比 H2/Mg 反応式より求め たH2の体積 ml ml ml
6 考察
(1) グラフより考えてMgの質量とこれより発生するH2の体積はどのような関係にあるか。
(2) 表2の結果より、Mgの水素のモル比はどのようになっているか。これより下の反応式が成り立つことを確認せよ。
(3) 反応式を利用して、実験に使用したMgから発生するH2の体積を計算し、実験値と比較してみよ。
注 : 反応式 Mg+2HCl→MgCl2+H2
24.3……………… 22400ml (0℃、1気圧)
用いたMgの質量…Xml