高等学校「理科1」のてびき-129/133page

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3 方法

(1) 年周視差実験器を図1のようにセットする。

(2) 恒星Bが提示された資料図(図1)のように動いてみえるためにはB板のどの位置から観察すればよいかを推論し、それを確かめる。

(3) それぞれの観察点を曲線で結び、地球の位置変化のようすを知る。

(4) 直線運動、だ円運動をするものについても同様の確認をする。

(5) (3)、(4)の結果から地球の公転軌道を推論する。

4 結果と考察

(3)および(4)の結果

(3)および(4)の結果

(3)、(4)の恒星の位置を天球上にプロットし、そこから地球軌道を立体的にとらえる。

地球軌道を立体的にとらえる

5 留意点

年周視は実際には非常に小さいものであることを確認させながらモデル実験をすすめる。年周視差実験器の恒星BとA板との距離を変えてr=3.26/P"を導く手がかりとすることができる。


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