研究資料分類基準G2-04高等学校社会科「現代社会」の研究-029/170page

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人間尊重と公害の防止
(2時間)
は種々の公害が発生し,国民生活の障書となっていることを理解させる。

展開例(6)

○ 「恐るべき大気汚染」(フィルムライブラリー214 26分)
○ 「福島県の公害苦情件数」(『福島県勢夏覧』昭和55年度版P291)
○ 「福島県の公害の現状」(県保健環境部『環境を考える』P7)
けて指導する。
○ 豊かで健康的な生活をとりもどし,本来の自然環境をとりもどすために私たちは何をなすべきかという観点から福島県内の公害をとりあげて考えさせる。
とおして産業などによる各種の公害が生じ,人間の生活にかかわる重大な問題となっていること,またその解決を図る努力が進められていることを理解させる。
○ 公害対策は,国や地方公共団体の重要な課題であるとともに,企業の責任においても解決しなければならない問題であることを明らかにする。
○ 人間の活動と自然との全体的調和を図るという視点や国民福祉の立場に立って環境を保全し,責極的に人間環境の改善を図ることの重要性について考えさせる。
○ 公害対策は,国や地方公共団体の重要な課題であるとともに,企業の責任においても解決し
○ 経済の急成長のひずみとして公害が深刻化し,生産と消費の拡大が,ある場合には自然の浄化作用をこえ自然環境を破壊し汚染する危険を生み出し,このことが国民の健康と生活環境に重要な影響を及ぼす問題であるという認識に立って,人間尊重の考え方を基本として公害の防止について考えさせる。
○ 公害対策基本法で指定されたものだけに限らず特定の地域に生産が集中して起こるもの,残留毒物の濃縮効果によるもの化学合成物などの自然に還元しないものなどの具体例を通しながら生活と結びつけて理解させる。
○ 公害問題を防止していくためには人間尊重と国民福祉の立場から行政や企業の公害防止対策を確立することが大切であることを理解させる。 2 公害行政の現状と企業の公害防止対策
(1)産業公害と企業の責任
(2)都市公害と社会資本の充実
(3)住民運動と公害行政
○ 「公害防止協定」(福島県公害規制課)
○ 「県が当事者である公害防止協定一覧」・「市町村の公害対策事業」(福島県『環境白書』昭和55年度版P209,P238〜245)
○ 小項目「消費者保護と企業の責任」で国民生活の向上を主とする立場から消費者保護の問題や企業の社会的責任について考えさせる。
○ 公害の指導は,ややもすると企業や政府・地方公共団体などの責任論に終始しがちであるが,私たちは日常生活で他人に迷惑をかけていないかど

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