研究資料分類基準G2-04高等学校社会科「現代社会」の研究-030/170page
ねらい 内容 資料 指導上の留意点 中学校との関連 選択科目との関連 うかという点からも考えさせる。 労働条件と労働関係の改善(3時間) ○ 労働問題が発生してきた背景に触れながら,労働者の権利や労働条件の改善・向上について理解を深めさせる。 1 資本主義の発達と労働問題の発生
(1)産業革命と労使関係の変化
(2)労働者の生活と地位の向上○ 『ああ野麦峠』(山本茂実著 朝日新聞社P181〜186)
○ 「工場法」(法令全書)○ 生徒は,ほとんどが使用者でも労働者でもない事情を考え,専門的な労働問題の解説などは取り扱わないようにする。
○ 資本主義社会の成立期の労働者の生活を文学作品から読みとらせるようにする。(公民)内容(2) 国民生活の向上と経済
イ 職業と生産活動
○ 職業が生産活動に果たす役割及び勤労の権利と義務に関連させて,職業生活の意義について理解させる。(政経)内容(2) 日本の経済と国民福祉 「日本経済の現状と国民福祉」
○ 日本経済の成長に伴う労働関係の変化を経済社会の動きなどの関連でとらえさせる。
○ 労働条件と技術の変化労働時間と余暇,賃金,高学歴社会における労働などの問題や労働組合の動き,失業対策と職業再訓練対策などの問題について,経済構造や国民生活の向上などと関連させながら理解させる。○ 我が国の労働者の生活や労働条件の現状を,外国との比較で把握させ現実の労働関係について考えさせる。 2 我が国の労働条件と労働関係
(1)賃金と労働時間
(2)我が国と先進工業国の労働者の生活と賃金の実態
(3)労働関係の変化と雇用問題○ 「産業別賃金指数」(総理府統計局編『日本の統計』昭和55年度版P187)
○ 「労働時間の国際比較」(労働省編『労働白書』昭和55年度版P付252)○ 労働者の実状を把握させ,労働関係の改善について広く国際的視野からも考えさせる。
○ 科学技術の発達や高齢化社会に留意しながら雇用問題を考えさせる。ウ 国民生活と福祉
○ 我が国の雇用問題の現状に着目させ,国や地方公共団体が労働条件の改善に果たす役割について理解させる。
イ 職業と生産活動
○ 職場生活の在り方の基本的な問題は,働く者の権利を保障し労働条件の